2018年 03月 11日 ( 1 )

石碑と介護

歳のせいでしょうか、寝る前の読書が遠のいて久しく笑
代わりにニンテンド-3DSガイドル-ブル美術館を観ています。
だいたいイヤホンつけたまま寝落ちしてしまうのですが
中には解説が面白くて聞き入ってしまうものもあります。

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そのひとつが
『モアブの王メシャの碑文』

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ル-ブルの古代オリエント部門所蔵の最も有名な碑文で、その内容は
聖書の正確さを裏付ける考古学的に需要なものなのだそうですが
私が興味深かったのはその数奇な来歴。

もともとこの石碑は紀元前9世紀に
現在のヨルダンにあるモアブ王国の勝利と独立を記念して作成されました。

そして記念碑は1868年プロテスタントの仏宣教師であったクラン牧師に発見されます。
その事が
たまたまエルサレムにいた東洋学者シャルル・クレルモンガノーの耳に入り
ガノーはアラブ人の古代美術品業者をその地に送って調べさせようと
石碑のスケッチと拓本をとってこさせます。
スケッチをみたガノーはその碑文の重要さに気づき、
手に入れようとヤミ取引を始めますが
そう考えたのは彼だけでなく、他の強国も同じ行動をとったのでした。
その競争が白熱するにつれ、西洋人がそれほどまでに欲しがる石碑なら
中に宝物が隠されているに違いないと現地人ヴェトヴィン族は考え、
熱して冷水をかけて割ってみた、というわけなのです。
こうして石碑は破損して多数の破片に変わりました。
破片の大半はガノーが獲得し、こうして復元されたのです。
(写真茶色い部分がオリジナルで黒いところは復元部分。)
なんだか小説みたいなお話だけど酷い話ですよね笑

土曜日の今日から
高齢者介護支援の市民講座が始まりました。
日本のケアマネ-ジャ-のコースになるのかな?
市のサイトで知ったのですが、今年で12年目になるそうです。

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緊急病院横のパドヴァ大薬学部の講義室で
コースはこれから6月半ばまで行われるのですが
行ってみてびっくりの参加者200人でした驚
ほんと介護って他人事じゃないから
真面目に通って勉強したいと思います。




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by sankoyatsu | 2018-03-11 03:51 | おでかけ | Trackback | Comments(4)

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